ZK通信

ツァオバークラフト ドライビングスクール 2024/6/22

2024年6月22日(土) 熊本のHSR九州さんで貸切のドライビングスクールを行いました

お天気は梅雨らしく雨。雨だとインストラクターの方は濡れるので大変ですが、参加者としては路面が滑りやすく、いつも以上に丁寧な運転が要求され、練習になるといった感じで、速く走る事を要求はしていませんので、雨の方がいいのかな?って感じです

まずは無線機を各人に配布しながら、自己紹介&今日の意気込み?や目標などをお話ししてもらいます

注意事項の説明があり

時間割はこんな感じ

その後は座学。車を運転する上での大切な事、今日のスクールが何を意図して行われているのかの説明があります。(残念ながら画像は権利の関係で、お見せ出来ません) 興味のある方はぜひ参加して、授業を受けてください

その後コースへ移動し、走行前の準備

コース説明。まずは直線で急加速→急制動の練習をしていただいて、インストラクターのアドバイスをもらいながら、前走車との間隔をあけて、次々にパイロンで作ったコースを走っていただきます。僕も何人かの方の横に乗せてもらいましたが、参加経験が浅い方は、踏み始めから力いっぱいブレーキペダルを踏む事が出来ていませんので、もっとガツンと最初から踏んでいいですよとアドバイス。アドバイス後は感覚をつかまれるのか、ガツンと踏めるようになります。この経験がとっても大切なんです

次はスキッド路面(滑りやすい路面、雪道と同じμ)で先程の速度より低い速度で、まずはステアリングを真っすぐした状態でブレーキをかけて停止してもらいます

ABSが作動し、ゴゴゴゴゴと音と共にペダルに振動が伝わるの事を経験してもらいます

車両の重量の差、タイヤの性能の差などが出易い状況を経験していただいて、自分の車両の性能を把握していただきます

慣れてきたら少し速度を上げた状態で同じことをした時の違いを感じていただきます

午前のスクールの後にはHSRさんのご厚意でサーキット本コースをインストラクター先導で体験走行をさせていただきました。何度か体験走行はさせていただいていますが、今までで一番ハイスピードで軽いスポーツ走行の様な感じで、とっても楽しいでした

コース上で記念撮影

教室へ移動して、お昼ごはん

午後からはパイロンの配置を変えて、アンダーステア、オーバーステアを体験。またスキッドコースではS時のコースにして、滑りやすい路面で、ブレーキ、その後ステアリングをきって、回避の練習など車両のコントロールを体験

その後は休憩をはさみながら、繰り返し走行してもらいます。インストラクターも一緒に走りますので、横に乗せていただいて、ドライビングの上手な方の車両の動きを体験したり、理論を教わったり。パイロンのコースは意外と横Gが強くかかりますので、思っている以上に身体に負担がかかり、始めはみなさん元気に走っていますが、一人、二人と休憩に入り、気が付くとみんな休憩していたりします。みなさん思う存分楽しみながらも車両のコントロールを体験出来たのではないかと思います。


今回のスクールは時期らしく雨でしたが、雨だと限界点が下がり、滑りやすくドライ路面以上に丁寧なドライビングが要求されて良かったのではないかと思います。また一緒に参加していた関係で写真がありませんが、信号の青、黄、赤で真っすぐ止まるor左に回避or右に回避の操作もしてもらいました。運転中の視覚→脳での処理→判断→車両の操作と言った人間の処理にかかる時間(空走距離)と言った物も経験していただき、予想以上に参加者の反響が大きかったのも印象的でした。ある有名なドライバーの言葉で「車の運転は近い未来を見て運転をしている。速度が速くなればなるほど、遠い未来を見て操作をしなくてはならない」を参加された皆さんには経験して頂けたと思います。モータースポーツとは車を使ったスポーツですが、一般的なスポーツは若い人が反射神経などを含め、体力的、身体的に有利なのですが、車を使ったスポーツは経験や予測など必ずしも若い人が有利にならない部分がある事も一般的なスポーツと違い面白い部分かと思います。そんな経験を安全な環境を作り体験する事は、車を走らせるうえで、知っていた方が、経験がある方が必ず安全にも楽しさにもつながると信じてスクールを開催しています。また開催しますので、お客様には安全に楽しみながらスポーツドライビングを経験して頂けたらと思います。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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