ZK通信
3.212026
SUBARU WRXSTI(GRB)クラッチ交換、タービン交換 他 メンテナンス
いつもドライビングスクールや走行会にご参加いただいています常連のお客様のインプレッサWRX STI(GRB)のメンテナンスでご入庫いただきました



総走行距離が22万キロを超え、色々と気になる点が出てきました。普段のオイル交換の際にオーナー様に問診をしながら確認をさせて頂ていましたが、走行距離や年式を考えると、これから安心して乗っていくためには一度しっかりと状態をリセットしておきたいタイミングですよねとなり作業をご依頼頂きました

まずはひび割れて役目を果たさなくなったフロントロアアームブッシュを交換



このお車だけに限った事ではありませんが、ツァオバークラフトで作業をさせて頂く際はFAINESやメーカーの整備書を確認し、確実に作業を行います

車両にアームをとりつける際の締め付けトルク等も整備書をもとに取付。この部分のブッシュはオーナー様のご希望で問題なかった左側も同時に同じ作業を行って交換しました


同じくブッシュが破けて中のグリスが飛び出したリアデフマウントブッシュ。こちらは純正でブッシュだけの設定が無かったためアーム一体で新品と交換

メインの作業となる、クラッチ交換タービン交換と作業をすすめますが、22万キロ頑張ったミッションは汚れとオイルでベトベトです
ミッションを降ろしますがビックリするくらい張り付いていて、なかなか降りません。苦労して降ろしたミッションのインプットシャフトやレリーズベアリングはサビだらけ、グリスも全くなくなっていました。ディスクも最後まで使い切った感じです
異音が少しずつ大きくなっていたタービンも取り外し
オーナー様はパワーアップを望まれていないので、純正互換のクスコリプレースタービンを選択
オイル漏れは確認できませんでしたが距離も走っていますし、クラッチを取り外さないと交換できないリアのオイルシールも交換。クラッチは半クラの操作性が良いながら伝達力が純正よりもあがっているHKS製LAクラッチシングルを取り付け。HKSのクラッチはダイナミックバランスもとられていますので、ドライバーにもミッションにも優しくお勧めです
グリスが無くなって錆びていた摺動部は綺麗に面を出してからグリスアップ、もちろんベアリングも交換。オイル漏れをしていたシール類も交換

ミッションをはじめ、取り外していた部品を丁寧に元に戻します。ここまで作業をすすめて、この車いい意味で乗り味が変わるだろうなと感じます。WRX STIのような車両は、性能が高い分、定期的なメンテナンスを行うことで本来の性能をしっかり発揮できます。逆に、メンテナンスを後回しにすると不調や故障につながるケースも少なくありません。何台もの似たような作業を行っているからこそ感じる感と言うか、クルマからの声が聞こえると言いますか、上手く表現できませんが、そんな事を思いながら作業をすすめています
作業が全て終了しましたので、オイルや水をいれて、試運転を行います。問題はなく、クラッチも扱いやすく、当たり前ですがタービンからの異音もありません。まだまだ楽しく走れる状態になりました。お車を受け取られ、試乗をされたお客様はミッションのカチッとした感じと、しっかりギアが入る感じ、あと乗り味がすごく変わりました。新車になったような気分ですと、ビックリされながらも仕事をとてもほめて頂きました。今回はチューニングをした訳ではありませんが、純正の基準にのっとってしっかり整備をさせて頂きました。ただ動きを想像しネジの締め方や部品の取り付け方にはツァオバークラフトならではの秘密のスパイスをきかせた作業を行っていますと説明させて頂くと修練のなせる業ですね。遠くからツァオバークラフトさんへ来る意味はそこにある様に感じてますとお客様よりとってもうれしいお言葉をいただきました。これからもスクールやオートポリスでの走行会と一緒に楽しめたらと思います。ご依頼ありがとうございました。
今回のようなメンテナンスは派手さはありませんが、クルマの調子やフィーリングにしっかりと影響してくる大切な作業です。ツァーバークラフトではチューニングだけでなく今回の報告の様なメンテナスを含めた整備も行っています。





















