ZK通信

今年は2度泣きました

2019年も今日までです。今年はチャンスを掴んだ年だったねと先日同級生に言われました。約2年前、あるメーカーの部長さんからお店を長く経営することを考えなさい。とお話された事を思い出します。そのお話は僕の中でとても重い言葉でしたし、何となく逃げていた課題だった様に感じます。昨年は僕なりにお話の本当の意味を繰り返し考えましたし、どうするべきなのか考えた年でした。そして今年は僕なりに出した答えを実行した年でもありました。

結果今年は2度泣く事になりました。ただ単に歳をとって涙腺が緩くなっている可能性も否定は出来ませんが、仕事をしていて嬉しかったり、感動して泣ける事は幸せな事だろうと感じています。

1度目はダイナパックがお店に届いたその日の夜。ダイナパックは以前から欲しいなという思いは有りましたが、諦めていたと言うか、本気で考えていなかったというか。部長さんの言葉を繰り返し考え、手にするべきだと決め行動した結果、手に入れる事が出来ました。

もう1度はHSR九州さんで現役のフォーミュラドライバー小山美姫選手にスクールの特別講師をしてもらった時。こちらはダイナパックの様に何年も考えていた事ではないのですが、自分で行動し、きっかけを作り色々な方の協力や縁、巡り合わせがうまく噛み合って実現出来たイベントでした。

お店を長く経営するについて考え僕が出した答えの一部を実行したり、きっかけを作りチャンスを掴んだ事で分かった事は、僕自身が心の底から嬉しい、楽しいと思える事を実行すれば、僕の周りに居てくれるお客様が喜んでくれる、感動してくれると言う事でした。そう感じる事ができて、この仕事をしていて本当によかったと思えた年でもありました。

来年は開店して20年。振り返ると色々な事がありました。楽しい事も多くありましたが、悲しい事、残念な事もたくさんありました。でも気が付くと、僕の考えや進もうとしている方向を理解して、応援してくださる、とってもありがたいお客様が周りにたくさんいてくださる事をとても嬉しく思いますし、その方々を今まで以上に大切にし、おごる事なく、気を引き締めてこれからも真面目に探究の心を忘れずに、更に上を目指して仕事をしていこうと思います。

そして僕が行動する事で得る物の恩恵や感動をお裾分け出来る輪がもっともっと大きくなればいいなぁと思っています。僕が小山美姫選手の走りで心を揺さぶられた様に、僕も車の仕上がりでお客様の心を大きく揺さぶれる様な仕事を目指そうと思います。来年は数年前からメーカーへ懇願していたパーツも販売されるでしょうから、その様なパーツ等を駆使しつつ今年以上にお客様に感動して頂ける仕事を目指そうと思います。

年明けは5日より営業いたします。2020年もツァオバークラフトをよろしくお願い致します。

みなさま よいお年をお迎えください。

ページ上部へ戻る