ZK通信

SUBARU WRXSTI(GRB) GT3RSタービン F-CONVPro・フラッシュエディタ仕様

過去の作業事例です。車両はSUBARU WRX STI(GRB)

以前フラッシュエディターでブーストアップ(現車セッティング)をしていたのですが、今回はFコンⅤプロVer3.4でエンジン制御を行い、スロットルやバルタイはフラッシュエディターで行うという、Vプロとフラッシュエディターを併用しての制御としました。Ⅴプロを使った制御を行う事となり自由度が増しましたので、お客様が以前から気になさっていたTGV(タンブルジェネレーター)を撤去。

インジェクターは16ホールの650cc/minへ変更。それに伴い燃料ポンプも大容量タイプに変更しています。またタービンもGT3RSをチョイス。ブーストコントロールはEVC6-IR2.4で行います。ブーストコントロールをEVCで行う事となった為、弊害?として純正SIドライブの機能が100%使えなくなりましたので、そこはデメリットを逆手にとって、フラッシュエディターでスロットルマップを変な癖が無いように、アクセルペダル=スロットルバタフライの開度となるように1対1に書き換えを行いました。その結果ドライバーの右足に対してリニアにエンジンが反応しますので、とてもあつかい易いフィーリングを実現できました。また、Vプロで制御を行った事で、アクセルオフでの燃料カットの遅れ時間等も自由にコントロールできるようになり、アクセルオフでのエンジンブレーキが自然な感じになったとお客様からとてもよい評価を頂いています。とくにオートポリスの第3セクター(上り区間)がとっても走りやすくなったと追加でコメントを頂いています。また一般道からサーキットを含めての燃費も向上しているとの事。

 

初めてVプロとフラッシュエディターを併用して車両のセッティングを行いまいたが、フライバイワイヤー(電スロ)車両のセッティングでの新たな光を見た感じがしました。こちらの車両はHKSのユーチューブチャンネルで紹介されています。

 

 

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